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2024年 社長より新年のご挨拶

皆さま

あけましておめでとうございます。
能登半島地震で被災された皆さま、心よりお見舞い申し上げます。

新型コロナウイルスが5類に移行して初めてのお正月を迎えました。しかし、依然として世界では新しい株の感染拡大が続いており、国内でもインフルエンザ等の感染症が広がっています。影響を受けておられる皆さまにおかれましては心よりお見舞い申し上げます。

私どもDNAチップ研究所は、今年で設立25周年を迎えます。これまで、ライフサイエンス分野を通じて、遺伝子やゲノムのエキスパートとして優れた技術開発をしながら、世の中に役立つ、研究開発、商品開発を行い、サービスを展開してまいりました。現在、主に3つの事業、診断事業、受託事業、研究事業を展開しています。

診断事業におきましては、昨年、肺がんコンパクトパネルの薬事承認、保険適用を得て、検査サービスを開始いたしました。肺がんの治療には遺伝子検査が非常に重要であり、適切な薬剤選択のためのパネル検査の需要がますます高まっていくと予想しております。今後、追加遺伝子の承認を経て、大きな事業の柱として成長させていく所存です。
受託事業におきましては、新しい技術である次世代シーケンサーやデジタルPCRを用いた解析サービスが伸びてきております。全ゲノム解析、発現解析、変異解析など、これからのライフサイエンス分野および医療分野等に必要かつ重要な遺伝子解析のニーズが高まりつつあります。最新技術をいち早く導入し、さらにインフォマティクスを駆使することでサービスの拡充に努めてまいります。
研究事業におきましては、新しい遺伝子解析技術開発や、将来の診断・創薬に役立つ新しい検査方法の開発などをおこなっております。大学や企業等との共同研究を通じて、がん領域だけにとどまらず、免疫・代謝・神経系疾患などさまざまな病気に関するバイオマーカー開発を行っています。これらの研究を通じて、人々の健康に役立つ商品、サービスを創出してまいります。

皆さまにおかれましては、DNAチップ研究所にご期待いただき2024年が素晴らしい一年となりますよう心よりお祈り申し上げます。

的場 亮

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