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2023年 社長より新年のご挨拶

皆さま
あけましておめでとうございます。

新型コロナウイルス発生から約3年が経ちましたが、ワクチン接種も広がり、少しずつ普段の生活が戻りつつあります。しかしながら、依然として世界でも国内でも感染拡大が続いており、影響を受けておられる皆様におかれましては心よりお見舞い申し上げます。

私どもの事業は、その影響を少なからず受けましたが、ウイズコロナの時代にいち早く対応し、診断事業、研究事業ともに回復しつつあります。
診断事業におきましては、昨年11月に肺がんコンパクトパネルの薬事承認が得られ、今年から保険適用ならびに検査サービスが開始できる見通しとなりました。これは、国内企業初のプログラム医療機器によるマルチコンパニオン診断の承認であります。肺がんの治療には遺伝子検査が非常に重要であり、適切な薬剤選択のためのパネル検査の需要がますます高まっていくと予想しております。また、数多くの検体を一括に検査できるメディカルラボラトリーを新設し、サービス開始の準備をおこなっています。先に薬事承認を得ておりますEGFRリキッド検査を合わせて、肺がん領域の遺伝子検査の事業化へ注力してまいります。
一方、研究事業は、新しい技術である次世代シーケンサーを用いた解析サービスが伸びてきております。全ゲノム解析、発現解析、変異解析など、これからのライフサイエンス分野および医療分野等に必要かつ重要な遺伝子解析のニーズが高まりつつあります。様々な臨床検体に対応するとともに、新しい技術をいち早く導入し、さらにインフォマティクスを駆使することでサービスの拡充に努めてまいります。これまで以上に、品質と効率を高めることに努力し、安全で安心なサービスを展開してまいります。

皆さまにおかれましては、DNAチップ研究所にご期待いただき2023年が素晴らしい一年となりますよう心よりお祈り申し上げます。

的場 亮

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