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2022年 社長より新年のご挨拶

皆さま
あけましておめでとうございます。

一昨年から続いております新型コロナウイルスは、今なお、世界中で感染拡大を続けており、国内においても、まだ予断を許さない状態が続いております。新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けておられる皆様におかれましては、心よりお見舞い申し上げます。

私どもの事業もその影響を少なからず受けましたが、ウイズコロナの時代にいち早く対応し、研究受託事業、診断事業ともに、回復しつつあります。
研究受託事業は、新しい技術である次世代シーケンサーを用いた解析サービスが伸びてきており、遺伝子の配列解析、全ゲノム解析など、これからのライフサイエンス、医療等に必要かつ重要なデータ解析の需要が高まりつつあります。新しい技術をいち早く導入するとともに、インフォマティクスを駆使し、研究受託事業の拡充に努めてまいります。
一方で、当社の新しい柱となる診断事業につきましては、昨年10月に肺がんコンパクトパネルの薬事申請を行い、事業化へ向けた大きな一歩を踏み出したところです。先に薬事承認を得ておりますEGFRリキッド検査を合わせて、肺癌領域の遺伝子検査の事業化へ注力してまいります。肺癌の治療には遺伝子検査が非常に重要であり、適切な薬剤選択のためのパネル検査の需要がますます高まっていくと予想しております。今年から来年へかけて、本格的に診断事業を立ち上げ、さらには、次の新しい診断メニュ開発に着手する予定です。これまで以上に、品質と効率を高めることに努力し、患者にやさしい、安全で安心なサービスを展開してまいります。

皆さまにおかれましては、DNAチップ研究所にご期待いただき、2022年が素晴らしい一年となりますよう心よりお祈り申し上げます。

的場 亮

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