マンマプリント

乳癌予後予測検査マンマプリント

マンマプリント(医療関係者様向け情報)

遺伝子発現解析

バイアスのない科学的手法で生み出された遺伝子シグニチャー

当初は70遺伝子アムステルダム・シグニチャーと呼ばれていたマンマプリントは、最適化された成果を得るために最高の技術、理想的な組織検体、全ゲノムアプローチを用いた研究努力の中で開発されました。その目的は早期乳癌患者様の再発リスクを同定すること、ひいては個人化医療を可能にすることにありました。

遺伝子プロファイルの開発
2002年ネイチャー誌に発表されたように、手術の時点では治療歴がなく、手術の後に10年間の予後データの残されている乳癌患者サンプルを元に開発されました。従って、術後の究極的なレジメンの処方の有無に関わらず、研究結果の有効性を確保することができました。また、エストロゲン受容体の陽性・陰性双方のサンプルが含まれていました。マンマプリント遺伝子はバイアスのないゲノムワイドアプローチを用いて選択されました。ヒトゲノム25000遺伝子から231個の乳癌予後に特有な遺伝子が選択されました。2次元クラスター解析を用い、Leave-one-out Cross Validationを行い、遠隔転移と最も相関のあるとされる70遺伝子が示され、マンマプリント70遺伝子プロファイルと同定されました。これらの70遺伝子は、再発における重要なプロセス、すなわち細胞周期、血管新生、浸潤、細胞移動、シグナル変換などに影響を与えています。(参考文献2)

マンマプリントプロファイルは、再発リスクをハイリスクあるいはローリスクのどちらかとして腫瘍を分類します。他のリスク指標と共に考慮されることにより、どの患者様がより補助療法の恩恵を受けるのかを同定するツールとなります。従来的なリスク分類因子と比較して、マンマプリントはこれまでなら予後不良とされていた患者様の数を有意に減らすことができます。病理診断で見つからなかった結果が見つかることもあります。それは、マンマプリントは腫瘍自身の遺伝子の活性度を分析するために遺伝子発現解析を利用しているためです。情報が増えることで、より多くの患者様のQOLを改善する手助けができるでしょう。(参考文献3)

参考文献
2) van `t Veer LJ Dai H, van de Vijver MJ,et. al., Nature 2002; 415(31): 530-536
3) Buyse M, Loi S, Van’t Veer L, et. al., J Natl Cancer Inst 2006; 98(17):1183-1192

研究成果

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