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2025年 社長より新年のご挨拶

皆さま

あけましておめでとうございます。

私どもDNAチップ研究所は、ライフサイエンス分野を通じて、遺伝子やゲノムのエキスパートとして優れた技術開発をしながら世の中に役立つ、研究開発ならびに商品開発を行い、サービスを展開してまいりました。現在では主に3つの事業、診断事業、受託事業、研究事業を展開しています。今年度は、特に診断事業の大きな伸びを予想しております。

診断事業におきましては、昨年、肺がんコンパクトパネルの追加の薬事承認、保険適用を得て本格的に7遺伝子のコンパニオン検査の提供を開始いたしました。肺がんの治療には遺伝子検査が非常に重要であり、適切な薬剤選択のためのパネル検査の需要がますます高まっていくと予想しております。今後、さらに大きな事業の柱として成長させていく所存です。

受託事業におきましては、新しい技術である次世代シーケンサーやデジタルPCRを用いた解析サービスを展開しております。全ゲノム解析、発現解析、変異解析など、これからのライフサイエンス分野および医療分野等に必要かつ重要な遺伝子解析のニーズが高まりつつあります。さらに最新技術をいち早く導入しつつ、AIなどの最新インフォマティクスを駆使することで、ユーザーニーズに合った独自の解析サービスの拡充に努めてまいります。

研究事業におきましては、新しい遺伝子解析技術の開発や、将来の診断・創薬に役立つ新しい検査方法の開発などに取り組んでおります。また、がん領域だけにとどまらず、大学や企業等との共同研究を通じて免疫・代謝・神経系疾患などさまざまな病気に関するバイオマーカー開発をおこなっています。これらの研究を通じて、人々の健康に役立つ商品、サービスを創出してまいります。

皆さまにおかれましては、DNAチップ研究所にご期待いただき2025年が素晴らしい一年となりますよう心よりお祈り申し上げます。

的場 亮

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